今年の気候は何か変。
この10年来地球温暖化が云われておりますが、今年は
昨年に比べると変化が著しいと感じます。
冬の雪が少なかった事から始まり昨年より10日以上も
早い桜の開花、5月中旬の真夏の様な気温はすっかり
自然のサイクルを変えたようです。
私の趣味の昆虫採集は虫の発生時期の狂いを生じ昨年
6月上旬に見られた山形県、月山のギフチョウは5月中旬で姿を消したようです。
虫仲間の情報では未交尾のメスが多かったとの情報がありメスより早く出るオスが
暑さのためかメスの出る時期まで残らなかったのかも知れません。
6月上旬の山は既に真夏の顔です。
来年も今年を基準に更に温暖化が進むとなると、この先いったいどこまで行くのか、
いったい自然界の生態系はどうなるのか。

カエルの話にある様に鍋に水を入れカエルをその中に入れお湯を沸かしてゆくと、
だんだん熱くなっても飛び出さずしまいには死んでしまうとの事。
人間もこれに慣れるとカエルと同じで将来が怖い。
現在の長引く不況に麻痺状態になりカエルと同じで危機感が弛緩しているのでは
ないかと思わずにいられません。
特に中国人のやる気、行動力を聞いたり見たりするにつけ、日本人との差を
感じるのです。
カエルよ目を覚ませ!



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会長の独り言 (その一)
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